株式会社共栄レジン
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日別アーカイブ: 2018年10月16日

タイルクラック補修 

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大規模修繕での、タイルのひび割れや欠けは、張り替えるのが常識です。不良部の割合いを、工事計画が始まった辺りで、建物の築年数や新築時の仕様、場所、目視等により共通仕様書を作成します。
工事を請け負うことになった業者が、足場工事とほぼ同時に外壁調査を行います。予測数量を基に出されている金額を考慮しながら調査を行いますが、建物の状態が悪い外壁の場合、補修箇所が予測を遥かに上回り、金額もオーバーします。その場合、修繕委員会と話し合い、外壁の剥落の可能性が低いところや、剥落しても危険の少ない場所を削ったり、雨漏り等の危険のない箇所のひび割れを削ったりしていきます。それでも予測をオーバーした場合、修繕積立金に余裕がある場合は、工事対照を削る必要も無いですが、予算がない場合は、新たに資金を調達しなければなりません。その反対に、予測数量を下回った場合はどうでしょう?
数量を減らす事も、減額もありません。躯体のヒビでは無いようなものにまで補修したり、浮いてもない外壁を補修したりしてどうにか予定数量=金額にもっていきます。
当社では、予算ありきの工事は行いません。建物の景観を出来る限り損なわないように、張り替える必要のあるものは張り替え、そうでない場合は、コストダウンを図りながらも、漏水から建物をまもりつつ、一見補修したことが分からないような新たな工法に取り組んでおります。

写真1枚目 地震によると思われるせん断クラックに切れ込みを入れた所(クラック幅0.1ミリ未満)
写真2枚目 微細なクラックに浸透する特殊な樹脂をシリンジにて注入 写真3枚目 樹脂硬化後、色や艶を合わせた特殊なパテでリペア
やたらにタイルをはつる事が無くなる事により、廃材の発生も抑制。コストもダウン出来ます。勿論、コストだけでなく、使用している特殊調合のパテは、高耐候ですので劣化により美観を損う事はありません。